可児市内で活動されている運動指導員、サロン関係者などを対象にした講習会です。
日々の活動の中に「認知症予防を目的としたトレーニング」も取り入れてもらいたいと、可児市高齢福祉課さんが企画されました。
主催 | 可児市役所高齢福祉課 |
日時 | 令和3年11月10日(水)/11月17日(水) 13:30~15:00(両日とも) ※ 多くのメニューをお伝えするために、2回に分けた講習会となります。 |
場所 | 可児市福祉センター 大ホール |
参加人数 | 40名 |
講師
のぞみの丘ホスピタル 理学療法士(コグニサイズ認定指導者) 中津 智広
活動報告
講演会について
1日目(11月10日)
1部 認知症予防のトピックス
2部 コグニサイズの体験・実践
1部では、認知症の概要から予防の重要性に関しての講話を行い、運動による認知症予防の可能性をお伝えしました。
2部では、初めてコグニサイズを体験する方もおられたので、コグニサイズの説明から開始しています。しかし日頃より「運動を発信する立場の方」が多くいらっしゃったので、理解が早く、スムーズに実践に移すことが出来ました。
2日目(11月17日)
3部 コグニサイズの実践 コグニラダー体験
4部 認知症予防のまとめ
3部では、より多くのメニューを体感(実践に移すための体験や留意点などの伝達)して頂いております。30種類以上のメニューを準備しており、中にはタオルを使用した「課題」や、脳トレプリントなどを活用した「課題」も紹介しています。さらに会場内に「コグ二ラダー」を設置しました。ステップ課題と認知課題を組み合わせたコグニサイズは、転倒予防にも繋がるトレーニングです。感染予防対策としてソーシャルディスタンスは確保しながらも、5~6名のグループに分かれて楽しく体感してもらいました。
4部は「2日間にわたって受講して頂いた方へのメッセージ」を発信していました。今まで実践してきた各地での認知症予防教室の「成果」などを紹介しながら、コロナ禍においては感染対策と活動の両立が重要性であることを力強く話されてました。
コロナ禍で不安な中、非常に多くの皆さまに聴講して頂きました。
課題の失敗と共に…自然と「笑顔」が出ておりました!
コグニサイズの体験には、皆さん熱心に取り組んでおられています。
「足踏みをしながらグーチョキパー!」課題を懸命に体感する皆さまの様子。
新型コロナウィルス感染対策について
会場は非常に広く、ソーシャルディスタンスをしっかり保つような座席配置で行いました。(定員700名の会場を使用)
また参加時のマスク着用徹底、受付での検温や問診、アルコール消毒なども実施しています。
換気を行いつつ3密を避けた会場で行いました。
コロナ禍による活動自粛は、これからも想定されます。その中でも健康維持(介護予防・認知症予防)につながる取り組みを地域に届けるために…また活用して頂くために、我々法人は地域貢献活動を継続していきたいと考えております。