美濃市 認知症予防教室(美濃会場)
日時 | 令和3年10月6日(水)~令和4年3月16日(水) 隔週水曜日開催 13:30~14:30 ※ 美濃市地域包括支援センターさん、また参加者の皆さんの協力のもと、全12回を予定通り、開催することが出来ました。 |
参加人数 | 25名(定員 25名) |
スケジュール
教室の始めは、身体(からだ)と脳への働きかけから。コロナ禍でも他者との交流を安全に提供。
自宅でも可能な運動を中心に実施。どこに効果があるか…今、どの部分がストレッチされているかなど、自分自身に問いかけながら行うことが重要。
各回に認知症予防をテーマにした「講座」を20分程度で実施。テーマに合わせて医師・理学療法士などが登壇。
※ 下記の認知症予防講座には、第3回の講座「脳や身体の基礎知識」についてを簡単に紹介します。
認知症予防のトレンドの一つ。有酸素運動と認知課題(頭で考える課題)を組み合わせたトレーニングを実施。
毎回、笑顔が溢れる、楽しくかつ継続できるトレーニング。
認知症予防講座
講座名 | 脳や身体の基礎知識 |
担当 | 須田理学療法士 |
時間 | 14:00~14:15 |
普段から使い慣れている「からだ」という言葉。皆さまは、どこまでご存知ですか?
健康維持や認知症予防に必要と言われているポイントのひとつ、運動習慣。
運動の効果を上げるためには、自身の体(からだ)について知ること、そして意識することが大切です。
教室の中では、日頃より何気なく使っている…私たちの不思議で大切な体、そして脳についての話題を随時、提供していきます。
脳は私たちの握りこぶし2つの大きさで表すことが出来るんです!あの固くて体を支えてくれている骨は20~25%が水分で出来てるんですよ!
難しく考えないように、身の回りのある何かで例えて…楽しく学びを進めていきましょう。
コグニサイズメニュー
◎足踏み+数唱(数字の課題にて上肢操作・手拍子)
◎足踏み+作業記憶課題(数字と手指動)ストループ課題(文字・色・方向の識別)
◎1人で行うコグニサイズ中心。※ 対面、グルーピングでのトレーニングはソーシャルディスタンスを徹底。
教室の様子
この認知症予防教室では、トレーニングの実践はもちろん、学びの場としても活用していただきました。
また参加者さん個人へ教室に参加された「成果」をお届けするために、成績表を作成して最終日にお渡ししています。
成果を判断する「評価(アセスメント)」項目には、握力、移動能力(TUG;Time Up and Go)、反応速度(課題遂行までの時間)、不安度(アンケート調査)を用いています。教室の期間を経て、どのような「成果」が表れたのか…その「成果」を持って、次なる活動に参加して頂くことが重要です。
左の写真 : 須田理学療法士から自宅時間でも可能なトレーニングを提供。
右の写真 : 新型コロナウィルス感染対策を講じながらの教室開催!この教室では認知症をより身近に感じて頂くためのきっかけ!
右の写真:尾関理学療法士からのコグニサイズでは、毎回、たくさんの笑い声が聞こえていました。それでも挑戦する参加者の皆さま。素晴らしい~!!
左の写真:森藤Dr.により認知症とMCI(軽度認知機能障がい)の講座風景。笑いを交え、かつ、しっかり予防活動の意識を参加者の方に伝える!さすがです。
新型コロナウィルス感染対策について
会場は美濃市中央公民館 3階大ホールで開催させて頂きました。(会場定員 50名)
非常に広い会場を準備して頂け、新型コロナ対策として3密を避けた環境で実施しています。
毎回、参加前の検温、血圧測定やマスク着用徹底、手指のアルコール消毒などもしっかり行いました。